このブログでは個人がアフィリエイトで稼げるようになるような情報を発信していきます。「アフィカス」という言葉があるように、アフィリエイトブログはあまり歓迎されません。では個人がアフィリエイトブログを運営するのは「悪」なのでしょうか。このブログを開設した意義も含めながら最初の記事として公開します。
個人がアフィリエイトブログを運営する難しさ
「ブログを書いているだけでお金を稼ぐなんて…」
アフィカスを非難する層はこんな意識を持っているのではないでしょうか。おそらくその人たちは会社に所属して努力した結果として給与を得ているのでしょう。つまり努力こそが正義であり、お金とは自分を犠牲にした対価として得られるものなのです。
では「努力」こそが正義だとして、アフィリエイトブログを運営することは努力なしでできるのでしょうか。こんな話があります。
- 「思考」から「行動」に移せる人は20%
- その「行動」を半年間継続できるのは、さらにその20%
- したがって「思考」から「行動」し「継続」できるのは全体の4%
わたし自身の経験として実感する法則です。わたしは専属ライターとしてメディアで活動しています。メディアの立ち上げから参加し、初期はライターが数名活動していました。数年経った現在、残っているのはわたしひとりです。全てのライターが「継続」できませんでした。
ブログはもっと厳しい世界です。「継続」のモチベーションを自らに求めるしかなく、その難しさが「半年継続できるのが4%」という数字にあらわれています。半年後に収益が得られる保証はなく、結果が現れないまま継続できるブログには「努力」しかないと感じます。
アフィリエイトブログの意味と背景
Googleでなにか調べると、ほとんどの検索結果がアフィリエイトブログもしくは商業メディアです。正直なところ「ああ、またアフィリエイトブログか」と感じることはあります。しかし、そのアフィリエイトブログがなければ、その検索結果はなかったかもしれません。
Googleは検索結果を充実させるために、情報が収益になる仕組みを作りました。Googleアドセンスです。情報が収益になるため、情報を提供するメディアが大量に産まれた結果として、検索結果が表示されています。もし情報が収益になるという仕組みがなければ、これほどの情報がWebに蓄積されることはなかったでしょう。
一方で、Googleが情報を収益にしたことで「コンテンツSEO」という手法が生まれ、既にある情報をまとめただけのメディアが乱立することになりました。この大きすぎる弊害についてはGoogleの大規模アップデートでかなり緩和されていると思います。「いかがでしたか記事」のようなメディアを見ることは少なくなったのではないでしょうか。
今、アフィリエイトが成立するとすれば情報が不足している分野に限られます。アフィリエイトブログを運営しようと思えば、情報が不足している分野を狙うしかありません。ひいては、Web全体の情報量を増やすことにつながります。これがアフィリエイトブログの意味だと言っていいでしょう。
アフィリエイトブログの今後はどうなるのか
この記事を執筆している時点において、大きな収益を得られるのはYouTubeです。YouTubeの仕組みとして、視聴者にウケる動画が大きな収益になるよう設計されています。つまり、視聴率偏重なテレビと同じく、YouTubeも再生回数が全てと言えます。
「おもしろければいい」というメディアは儲かるかもしれませんが、情報としてはほとんど意味がないと感じることがあります。その点において「調べれば求めている情報がある」というブログメディアは情報としての「意味」があると言えるのではないでしょうか。
可処分時間の取り合いという意味で、アフィリエイトブログは競争力に負けますが、知りたい情報がみつかるという意味では、アフィリエイトブログなどのテキストメディアは優位性があります。ブログというメディアが他のフォーマットに置き換わるのには多くの時間が残されているでしょう。
ブログなどのメディアの意義が問い直され、動画メディアのトラフィックが戻ってくる可能性もある。これがこのブログを開設した理由でもあります。